歯の黄ばみを落としたい!|黄ばみの原因と日常生活で出来る対処法

「毎日歯磨きをしているのに、歯が黄ばみが気になる」「周りの視線が気になって思い切り笑えない」こんな風に思ったことはありませんか?私自身も歯の黄ばみについてこんなことを悩んでいました。

歯磨きをきちんとしていても、歯の黄ばみは全然消えない…

発色の良いリップを塗った時に、歯の黄ばみが目立つような気がして思い切り笑いにくくなった…

歯の黄ばみに悩んでいても、原因を理解し対処することで、しっかりと改善することが出来ます。

悩みを解消し、皆さんの笑顔がさらにイキイキと自信を持ったものになるように、今回のブログを読んでみて下さいね。

黄ばみの原因3選|要因をしっかり理解しよう

歯の黄ばみの原因は、大きく分けて3種類あります。

    1. 加齢によるもの
    2. 飲食物やたばこによるもの
    3. 磨き残しによるもの

自分の歯はなぜ黄ばんでしまうのか、原因をしっかり突き止めることで正しい対策をとることが出来ます。それぞれの原因について詳しくチェックしていきましょう!

元の歯の色を決めるのは象牙質

歯が黄ばむ原因に入る前に、歯の構造について理解しておきましょう。

歯の構造イラスト

歯の構造はこのようになっています。ここでは歯の色と密接に関係する、「象牙質(ぞうげしつ)」と「エナメル質」の2つをご紹介しますね。

エナメル質とは、歯の一番外側を覆う硬い層のことです。色は薄く半透明です。その為、歯の色はその内部にある象牙質によって決定されます。象牙質の色は乳白色ですが、個人差があるため白い人もいれば黄味ががった人もいます。

それでは、歯の黄ばみの原因について見ていきましょう。

原因1 加齢によるもの

歯の黄ばみの原因に「加齢」が挙げられます。

先程述べたように、歯の色は、歯の表面を覆うエナメル質のすぐ内側にある象牙質の色に影響されます。一般的に、年齢を重ねると、歯はだんだんと黄ばんでいきます。この原因は、歯の表面を覆っているエナメル質が擦り減るとともに歯の内部の象家質が厚くなり、自然と黄ばみが見えてきてしまうためです。

原因2 飲食物やたばこ

日々摂取する、食べ物や飲み物、嗜好品はもちろん歯の黄ばみに関係しています。「ステイン」という言葉を知っていますか?このステインは歯の黄ばみに大きく影響しています。

ステイン:歯の表面に付着した汚れのこと。特に、お茶やコーヒーに含まれる色素(主にタンニン)やタバコのヤニ(ニコチン、タール)などが該当する。歯の表面に堆積し、黄ばみの原因になるとともに、時間の経過によって落ちにくくなる。

歯の黄ばみを防ぐためには、このようなステインの原因となる飲食物や嗜好品を避けること、そして摂取した場合はしっかりとケアをすることが必要です。

ステインの原因となる飲食物や嗜好品には以下のようなものがあります。チェックして、日々意識づけるようにしましょうね。

食べ物カレー、キムチ、チョコレート、ブルーベリー etc…
飲み物コーヒー、紅茶、赤ワイン、緑茶 etc…
嗜好品タバコ
ステインの原因となる飲食物と嗜好品

原因3 歯の磨き残し

歯ブラシ

黄ばみは、歯の磨き残しによっても生じます。

歯磨きが十分にできていないと、磨き残し=歯垢が付着します。これらの歯垢は、2~3日で石灰化し硬い歯石へと変化します。歯垢・歯石は乳白色なので、これらが溜まっている人は、歯が黄ばんでいるように見えます。

黄ばみは自分で予防できる|NGケアもご紹介

自分の歯の黄ばみの原因は突き止められましたか?

次は、黄ばみをどのように解消できるのかについてご紹介します。自宅で簡単に実践できるものばかりですので、是非チェックしてみて下さいね。

正しい歯磨き

歯の黄ばみを防ぐためには、黄ばみの原因となる「ステイン」を歯に付着させないことが最重要です。そのため、飲食後に正しい方法で歯磨きをするようにして下さい。

下記のブログ記事では、正しい歯磨きの仕方についてご紹介しているので、合わせて読んでみて下さいね。

また、使用する歯磨き粉は低発泡のものにすると良いでしょう。一般的な歯磨き粉は、発泡剤が含まれており泡立ちがいいので「しっかり磨けている」と勘違いしてしまいがちです。普段の歯磨きを思い返すと、大雑把になってしまっていませんか?

そのような方は、低発泡の歯磨き粉を使用すれば、意識的に歯1本1本を丁寧に磨けるようになるでしょう。磨き残しが少なくなれば、歯の黄ばみの予防に繋がりますよ。

飲食後のうがい

歯

外出先や仕事中で、すぐには歯磨きができないという状況でも、飲食後のうがいを習慣にすれば、歯の黄ばみを予防することが出来ます。

特に先程ご紹介した、ステインの原因になりやすい飲食物を口にした場合は、必ずうがいをして、口内の色素を洗い流すようにしましょうね。

また、ガムを噛んだり、水を飲むことも効果的です。ガムを噛むと唾液が多く分泌されるため、原因物質が口内に溜まりにくくなります。水を飲むと、うがいと同様に、着色の原因物質を落とすことが出来ます。

ホワイトニングに特化したアイテムを使う

歯の黄ばみを解消するために、ホワイトニングの機能に特化したアイテムを使用するのも良いでしょう。

私のおすすめの歯磨き粉を2点ご紹介しますね!

コンクール クリーニングジェル は、着色汚れを吸着・除去してくれる歯磨き剤です。研磨剤によって必要以上に歯を傷つけることが無いので安全に歯のホワイトニングをすることが出来ます。また、発泡剤が配合されていないので、歯を丁寧に磨く習慣がつきますよ。

ジェルコートF
歯科推奨のフッ素コート歯みがきジェル。発泡剤無配合でしっかりブラッシングできます。研磨剤無配合なので電動歯ブラシにも使えます。

次は、Dr.Oral BIO-AP40 です。こちらの商品は、パウダータイプで粒子が細かいため、歯の隙間に入り込み汚れをしっかりと取ることが出来ます。また、卵殻アパタイトという成分を多く配合しているので、歯の着色汚れの改善も期待できます。

ホワイトニングパウダー | 【公式】ドクターオーラル
パウダーで“ブラッシング”するという新習慣。なぜあえて「粉(パウダー)」なのか?アパタイトを高配合するには、ペーストだと硬くなりすぎてチューブに詰まりやすくなります。粉末はとても安定した状態だからこそ、

NGケア|研磨剤には要注意

研磨剤が多く含まれている歯磨き粉や、粒子の粗い研磨剤が含まれている歯磨き粉には注意が必要です。

研磨剤入りの歯磨き粉は、歯の表面の着色をよく落としてくれるというメリットがあります。しかし、磨きすぎると歯のエナメル質が削れて薄くなってしまいます。エナメル質が薄くなることで、内部の象牙質の色が透けてしまい、更に黄ばんで見えることがあります。

このような歯磨き粉は、週1回のスペシャルケアにするなど、しっかりと考えて使用する必要があります。

セルフケアで改善が見えない場合

「セルフケアで頑張ったけど、あまり改善が見られない」「手っ取り早く歯の黄ばみを無くしたい」という方もいらっしゃいますよね。

そんな方のために、黄ばみの改善が見込める歯医者さんでのケアを2点ご紹介します。

歯のクリーニング

医師の写真

歯医者さんで、クリーニングを受けると黄ばみの改善が見込めるでしょう。

先程も述べたように、歯の黄ばみの原因には歯垢・歯石があります。それをクリーニングで除去してもらうことにより、歯本来の白さを取り戻すことが出来るかもしれません。

オフィスホワイトニング

ホワイトニングには、大まかに「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」の2種類があります。今回は、短い期間で効果を実感しやすいと言われるオフィスホワイトニングをご紹介します。

オフィスホワイトニングとは、歯医者さんでドクターや歯科衛生士によって施術が行われるホワイトニングのことを指します。この施術には資格を必要とするため、ホームホワイトニングよりも高濃度の薬剤を使用することが出来ます。

その為、ホームホワイトニングと比較して漂白効果が高く、歯の白さをその場で実感することが出来るでしょう。

まとめ

いかがでしたか?歯の黄ばみには、加齢や着色汚れなどの様々な原因が考えられます。

歯の黄ばみは誰にでも起こりうることですが、日々の習慣や歯医者さんを頼ることで十分に改善できる可能性があります。自分に合ったケアを見つけて、歯本来の白さをぜひ手に入れましょうね。

タイトルとURLをコピーしました